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【初心者向け】VIX指数とは?“恐怖指数”の意味と投資への活かし方をやさしく解説

はじめに:

「VIX指数(ヴィックスしすう)」という言葉をニュースやマーケット情報で見かけたことはありませんか?

特に相場が不安定なときによく登場するこの指標、実は**「投資家たちの不安度」を表す大切な数値**なんです。

 

この記事では、VIX指数とは何か、どんな意味があるのか、そしてどう投資に活かすことができるのかを、初心者にもわかりやすく解説します。

 

 

 

VIX指数とは?簡単に言うと“恐怖指数

VIX指数とは、アメリカのS&P500指数を対象としたオプション取引の価格から導き出される、今後30日間の予想ボラティリティを表した数値です。

一般には「恐怖指数」とも呼ばれており、市場参加者がどれくらい将来の値動きを警戒しているかを示す指標です。

 

たとえば、相場が落ち着いているときはVIX指数が低く、逆に株価が急落しているときなどは、VIX指数が一気に上昇します。

 

 

 

数値で見るVIX指数の目安

VIX指数は数値で表示され、以下のような目安があります:

10〜20:市場が安定している状態

20〜30:やや不安定な状態

30以上:市場に強い不安や恐怖が広がっている

 

たとえば、リーマンショックやコロナショックなどの大暴落時には、VIX指数が80近くまで跳ね上がったこともあります。

それほど、投資家心理が動揺していたということですね。

 

 

 

なぜ「恐怖指数」と呼ばれるのか?

VIX指数が高いということは、多くの投資家が「相場が荒れるかもしれない」と感じているということ。

その心理がオプション取引の価格に反映され、VIXの上昇となって表れます。

 

つまり、「将来が読めない」「下がるかも」という恐怖が指数として数値化されているわけです。

そのため、“恐怖指数”というニックネームがついているのです。

 

 

 

投資家はどう活用すればいい?

VIX指数は、相場の不安感や過熱感を客観的に判断するための指標として使うことができます。

VIXが極端に高いとき=売られすぎ(過剰反応)で、逆張りの好機かも

VIXが低すぎるとき=過信されている状態で、調整リスクあり

 

このように、VIXは「買い時・売り時」を判断する際の補助的な指標として使えます。

ただし、VIXだけを頼りに投資判断をするのはリスクが高いため、他の情報とあわせて使うことが大切です。

 

 

 

僕自身のVIX指数との付き合い方

僕自身は長期のインデックス投資をメインにしているので、VIX指数を見て頻繁に売買をすることはありません。

ですが、相場全体のムードや今後のボラティリティ(値動きの荒さ)を把握するために、VIX指数をニュースなどでチェックする習慣は持っています。

 

特に、VIXが30を超えたときなどは、「今は焦って動かない方が良さそうだな」といった心構えをするうえで参考になります。

 

 

 

まとめ:VIX指数は“投資家心理”を映す鏡

VIX指数は、「投資家たちの心の揺れ」を数値で表した、非常にユニークで役に立つ指標です。

とくに、相場が不安定なときにこそ注目される「恐怖指数」として、自分の投資スタイルを見直すヒントにもなります。

 

大切なのは、「VIXが上がった=危ない」ではなく、“今の市場がどんな気分か”を知る材料として使うことです。

長期投資でも短期投資でも、相場の空気をつかむために、VIX指数をうまく活用してみてくださいね。

 

 

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