はじめに:
投資のニュースや記事を読んでいると、「ボラティリティが高い」「相場のボラティリティが拡大」といった表現をよく見かけます。
でも、「ボラティリティって実際どういう意味なの?」と疑問に思う人も多いのではないでしょうか?
この記事では、ボラティリティの意味や種類、投資に与える影響、初心者にとっての向き合い方を、わかりやすくマイルドに解説していきます。
ボラティリティとは?意味をカンタンに解説
ボラティリティとは、価格の変動の大きさ=振れ幅のことを指します。
たとえば、ある株が1日で+5%上がったかと思えば、翌日は−4%下がったといったように、値動きが激しい状態のことを「ボラティリティが高い」と言います。
逆に、毎日ゆるやかにしか動かない銘柄や相場は「ボラティリティが低い」と言われます。
つまり、ボラティリティとは「どれくらい価格が上下するか」の度合いのことなんですね。
高いボラティリティ=高リスク・高リターン?
ボラティリティの高さは、そのままリスクの大きさに直結します。
大きく動くということは、チャンスもある一方で、損失も大きくなりやすいということです。
そのため、初心者がいきなりボラティリティの高い個別株や新興市場に手を出すのは注意が必要。
一時的な値動きに振り回されてしまい、冷静な判断ができなくなることもあるからです。
ボラティリティには2種類ある
投資の世界では、主に以下の2つのボラティリティが使われます:
• ヒストリカル・ボラティリティ(過去の実績から見る変動幅)
• インプライド・ボラティリティ(将来の変動を市場が予測したもの)
たとえば、**VIX指数(恐怖指数)**はインプライド・ボラティリティを示す代表的な指標で、相場の不安感を表す際によく使われます。
ボラティリティとどう向き合うべき?
僕自身は、米国のS&P500などのインデックスファンドを中心に長期投資をしているため、比較的ボラティリティの低い資産に分散して投資しています。
それでも、経済ニュースや世界情勢によって一時的に大きく揺れることはあります。
大切なのは、ボラティリティに過度に反応しないこと。
価格の上下は投資において避けられないものであり、むしろその変動があるからこそリターンも生まれるのです。
まとめ:ボラティリティは敵ではなく、理解すべき“変動”
「ボラティリティ」は、怖がるべきものではありません。
むしろ、価格が動くことで利益もチャンスも生まれるという、投資の本質を示す言葉ともいえます。
初心者のうちは、なるべくボラティリティの低い商品で投資に慣れ、少しずつ自分のリスク許容度を把握していくのがオススメです。
ボラティリティを正しく理解し、焦らず、ブレずに投資を続ける力を身につけていきましょう!
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