こんにちは、shinji-fire-lifeです!
今回は「バリュー投資の父」と呼ばれるベンジャミン・グレアムの名言をご紹介しながら、長期投資を貫くための考え方を掘り下げていきます。
「市場は短期的には投票機だが、長期的には計量機だ」
これは、投資家にとって極めて重要なメッセージです。
株価の上下に惑わされない方法
投資を始めたばかりの頃は、どうしても日々の株価の動きが気になるものです。
しかし、市場の短期的な値動きは、企業の本質的な価値とは無関係な要因(ニュース、感情、世論など)で動いていることがほとんどです。
たとえば、
・「○○ショックで株価が急落!」
こうした動きに一喜一憂していては、投資の軸がブレてしまいます。
感情で売買しないこと。
これは長期投資家にとっての鉄則です。
むしろ、**「株価が下がったときに買える勇気」**が、長期で成果を出す上での武器になります。
積立投資が“計量機”に近づくまでの時間軸
グレアムの言う「計量機」とは、企業の本来の価値が株価に正しく反映されることを意味します。
これは一朝一夕では実現しません。
では、どれくらいの時間軸でその「真価」が評価されるのか。
私たち個人投資家にとっての一つの指標は、「10年以上」というスパンです。
特にeMAXIS Slim米国株式(S&P500)などのインデックスファンドは、
・毎月積み立てを継続
・相場の波に惑わされない
というスタイルが「計量機」の力を最大限に活かす方法です。
時間が武器になる。
これこそが長期投資の本質です。
長期視点を持ち続けるためのモチベーション術
とはいえ、目の前の相場がマイナスになると不安になるのも当然です。
そんなときに必要なのは、自分の投資スタイルに対する確信と、モチベーションの維持法です。
おすすめの方法は次の3つです。
① 過去のチャートを見る
過去のS&P500チャートを見ると、どれだけの暴落があっても、長期的には右肩上がりであることがわかります。これが何よりの安心材料です。
② 投資目的を“見える化”する
「老後の安心のため」「家族の未来のため」など、自分がなぜ投資をしているのかを文字で書き出すことで、目先の不安を超える軸ができます。
③ 月1回だけチェックするルール
日々の値動きを追わず、月1回の定期確認にとどめることで、心のノイズを減らすことができます。
まとめ
ベンジャミン・グレアムの言葉は、短期の市場に振り回されることなく、長期で本質を見極める力の重要性を教えてくれます。
「市場は短期的には投票機だが、長期的には計量機だ」
この言葉を胸に、感情に左右されず、自分の投資軸をしっかり持って、これからも積立を続けていきましょう。
焦らず、ブレずに。
時間と共に、成果はきっと形になります。
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