第9位は、半導体と通信チップの分野で世界を支えるBroadcom(ブロードコム)。
目立ちはしませんが、私たちの生活の裏側で大活躍している技術企業です。
【企業概要】
Broadcomはアメリカのカリフォルニア州に本社を構える半導体メーカーです。
主に通信チップやインフラ向け半導体製品を開発・供給しており、
データセンター、スマートフォン、ネットワーク機器などに広く採用されています。
【主な製品・サービス】
• データセンター・ネットワーク向けスイッチングチップ
• 企業向けソフトウェア(VMware買収など)
近年はソフトウェア分野への進出にも力を入れ、
2023年にはVMware(ヴイエムウェア)を約700億ドルで買収しました。
【収益構造と強み】
• 売上の大半は企業向け(B2B)で、Appleなどの大口顧客が多数。
• ハードウェアだけでなく、ストック型収益のソフトウェア部門も拡大中。
• 通信インフラやクラウドサービスの普及とともに安定した需要があります。
【S&P500への影響力】
• Broadcomは、インフラを支える縁の下の力持ち的存在。
• 表に出ることは少なくても、半導体と通信の土台として大きな価値を持っています。
• ハード・ソフトの両面で安定成長しており、S&P500の中核を支えています。
【今後の注目ポイント】
• Appleなど主要顧客との関係維持・強化
• VMware買収後のシナジー発揮とソフトウェア部門の拡大
• AIや5Gなど新技術への対応・先行投資
【まとめ】
Broadcomは、私たちのスマホ通信からクラウドネットワークまで、
見えないところで支えてくれている超重要な存在です。
今後はソフトウェアとの融合で、さらなる成長が期待されます。
あわせて読みたい記事
【初心者必読】人生が変わる投資本「お金の大学」レビュー
https://shinji-fire-life.hatenablog.com/entry/2025/04/21/000150
【投資初心者】僕がeMAXIS Slim米国株式(S&P500)に全力投資する理由
https://shinji-fire-life.hatenablog.com/entry/2025/04/09/170233
S&P500の構成銘柄トップ10をざっくり解説!アメリカ経済のエンジンたち
https://shinji-fire-life.hatenablog.com/entry/2025/05/03/231047