第4位は世界最大のネット通販企業、Amazon(アマゾン)。
ですが、アマゾンの本当の強さは“なんでも屋”という一言では表しきれません!
【企業概要】
Amazonは1994年にジェフ・ベゾス氏によって設立されました。
書籍のオンライン販売からスタートし、今や**「地球上で最も顧客中心の企業」**として、EC・物流・クラウド・広告・AIなど多岐にわたる事業を展開しています。
【ビジネスの柱】
1. EC(電子商取引)事業
• Amazon.co.jpや.comを通じた物販
• プライム会員制度、即日配送など、顧客体験にこだわり
2. AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)
• 世界シェアNo.1のクラウドサービス
• GoogleやNetflix、NASAも利用する“ネットの土台”
3. 広告事業
• 商品検索結果に表示される広告が急成長中
4. 物流・AI・音声認識(Alexa)などの未来技術
• 自社配送網の構築、自動倉庫ロボット、生成AI活用などにも注力
【収益モデルと強み】
• 薄利多売ではなく、高収益なAWSや広告で稼ぐモデル
• 圧倒的なデータ量と顧客基盤
• 垂直統合されたサプライチェーン(仕入〜配送まで自社で完結)
表面的には「通販の会社」でも、内側はテックと物流を極めた超効率経営企業です。
【S&P500への影響力】
Amazonは、S&P500内でテックと消費の両方を支えるハイブリッド銘柄。
景気敏感株でもあり、金利動向や消費動向の影響も受けやすいですが、同時にクラウドとAIの成長も取り込むことができます。
【今後の注目ポイント】
• 広告事業のさらなる拡大
• 実店舗(Amazon Fresh、Amazon Go)との連携強化
• 物流網の自動化とドローン配送の実現
世界の生活インフラ企業として、まだまだ進化中です。
【まとめ】
Amazonは単なる“ネット通販会社”ではありません。
生活インフラに食い込むその存在感は、今後も世界経済に大きな影響を与え続けるでしょう。
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