はじめに
長期での資産形成を目指している方にとって、「今の投資状況がどうか」はとても気になるテーマです。今回は、私自身が毎月積立を継続している**eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)**の最新運用実績をまとめます。
短期的な値動きに一喜一憂せず、数字の変化から中長期の傾向を掴むことが、将来の資産形成に大きく役立つヒントとなります。
最新の運用状況(2025年6月25日時点)
- 投資信託合計額:2,494,234円
- 評価損益:+294,233円
- 損益率:+13.37%
- 前日比:+26,686円(+1.08%)
- 前月比:+193,548円(+8.41%)
1. 前月比で約20万円のプラス。その要因は?
1か月で約8.4%の上昇、評価益は前月比で19万円超。これはS&P500の好調なパフォーマンスに加え、為替の影響(円安傾向)も相まって評価額が上振れしたと考えられます。特に米国ではテック株を中心に買いが集まっており、それがeMAXIS Slim 米国株式にも良い形で反映されています。
2. 日々の変動より“長期視点”が重要
前日比で見ても+1.08%と比較的大きな上昇が見られましたが、こうした一日の値動きはあくまでノイズです。数日で一喜一憂するのではなく、数ヶ月〜数年のスパンで振り返ることが、投資における冷静さを保つコツです。
3. 資産形成の鍵は「積立」と「継続」
今回のように資産がプラスで推移している時期はもちろん嬉しいですが、本当の意味で力を発揮するのは下落局面における積立の継続です。価格が下がったときこそ、将来のリターンを得るための「仕込み時期」となります。
私自身、これまで毎月コツコツと投資額を積み上げており、今後もその方針は変えるつもりはありません。
4. 「評価益=確定益」ではない点に注意
13%以上の含み益が出ているとはいえ、これはあくまで評価上の利益です。実際に売却してはじめて利益が確定します。ですから、長期保有を前提に投資している場合、短期的な利益に惑わされないことが重要です。
5. まとめ:数字は“安心材料”ではなく、“次の判断材料”に
eMAXIS Slim 米国株式の運用は、今月も非常に良い結果となりました。ですが、この数字に安心しきってしまうのではなく、「この先どうするか?」という問いに活かしていくべきだと感じています。
- 今後も積立を継続できるか?
- 資産全体のバランスは適切か?
- 為替や相場の影響を受けすぎていないか?
そうした問いを立てながら、着実に資産形成を続けていきます。
そして何より、**投資は“生活の土台を安定させる手段”**であることを忘れずに。日々の暮らしの安心感につながる形で、今後も続けていきたいと思います。
内部リンク
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