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“成長を見る”視点を持とう ― 投資先を見抜く目の養い方

こんにちは、shinji-fire-lifeです。

 

今回は、新興国投資の第一人者マーク・モビウスの名言

「真に重要なのは、将来どれだけの価値を生み出すかだ」

をテーマに、未来志向の投資について考えてみます。

 

 

 

 

株価だけを見ていては、未来は読めない

 

 

日々変動する株価や利回りに目を奪われがちですが、

モビウスが伝えたかったのは**「今の数字ではなく、これからの価値」**です。

 

たとえば、新興国の企業や成長テーマは、今はまだ利益が少なくても、将来にわたって大きなリターンを生む可能性を秘めています。

 

一方で、そこには高い不確実性も伴います。

だからこそ、**「見抜く力」=“未来の価値を読む力”**が求められます。

 

 

 

 

新興国株式やテーマ型の活用と注意点

 

 

マーク・モビウスの得意分野である「新興国投資」や、AI・再生エネルギーなどの「テーマ型ファンド」は、未来に期待して投資するタイプの代表格です。

 

しかし、そこにはいくつかの落とし穴も。

 

・一時的なブームに乗って値上がりしたテーマ型は、その後低迷しやすい

新興国は政治リスク・通貨リスク・情報の透明性の低さなどがある

・「高成長=高リターン」とは限らない(期待先行に注意)

 

こうしたリスクを把握したうえで、自分のリスク許容度に合わせた少額投資や分散投資で取り入れるのが現実的です。

 

 

 

 

数字だけでは見抜けない、未来の価値

 

 

「将来どれだけの価値を生み出すか」は、単に現在のPERや売上成長率では判断できません。

 

・その企業や産業が、社会にどんなインパクトを与えるか?

・10年後も使われている技術か?

・消費者のニーズに合っているか?

・為替や人口動態などの外部要因は?

 

こうした“数字に表れない部分”を学ぶには、ニュースだけでなく、

・業界レポート

・企業のIR資料

・現地の経済動向

など、多角的な視点が役に立ちます。

 

 

 

 

「未来志向の投資」がもたらす変化

 

 

未来に期待する投資は、短期の値動きに一喜一憂せずに済むという利点もあります。

 

・多少の下落があっても「成長中の揺れ」として受け止められる

・長期保有前提になることで、売買コストや課税も抑えられる

・市場のノイズに振り回されにくくなる

 

逆に、「期待しすぎる」ことへの注意も必要です。

 

・未来の不確実性は高い(技術革新・規制変更・競合の登場など)

・一極集中投資は失敗時のダメージが大きい

・「話題になってから投資」では遅いことも

 

だからこそ、冷静な情報収集と、長期的な視野の両立がカギになります。

 

 

 

 

まとめ:未来に目を向ける「投資家の目」を育てよう

 

 

モビウスの言葉「将来どれだけの価値を生み出すか」は、投資の本質を突いた視点です。

 

今の数字ではなく、

・どこがこれから成長するのか

・社会にどんな価値をもたらすのか

・それは自分の投資方針と合っているのか

 

こうした問いを持つことで、ただ「上がる銘柄を探す」のではなく、

“成長を応援しながら投資する”という本質的なスタンスが育っていきます。

 

未来志向の目線を持ち、自分なりの投資軸を築いていきましょう。

 

 

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