「自分は10年後、豊かになっている」
そう信じられるかどうか。
たったそれだけが、投資を続けられる人と、途中でやめてしまう人の違いだと、今ははっきり言えます。
投資は、派手さのない、地味で長い旅です。
それでも僕がこの道を歩き続けているのは、“信じる力”を育てることが、資産形成の核心だと確信しているからです。
最初の一歩は「根拠のない希望」だった
僕が楽天証券で投資を始めたのは2023年11月。
S&P500を中心に、つみたて投資をスタートしました。
正直、最初は「このまま続けたら、いつか報われるだろう」という曖昧な期待がすべてでした。
でも実際には、始めた翌月に下落が来たり、ニュースで「米国株式不調」なんて文字が踊ったりして、すぐに不安の波が押し寄せてきました。
そのときに僕を支えてくれたのは、「10年後の自分はきっと感謝する」という信じる力でした。
根拠はありません。でも、信じると決めたんです。
続けた者だけが見える景色
投資の世界では、1年で資産を倍にするような“勝者”の話が目立ちます。
でも実際、10年、20年と積み上げて資産を築いた人の多くは、一貫して同じことを淡々とやり続けた人です。
一方で、途中で「やっぱり下がった」「別のものが良さそう」と感じて手を止めた人は、複利の恩恵を受ける前に離脱してしまいます。
この違いは、投資の技術ではなく、「未来を信じられるかどうか」だと僕は思います。
信じるとは「ブレない理由を持つ」こと
信じるというのは、ただ楽観的になることではありません。
むしろ、「自分の選んだ道を信じられる理由」を持つことです。
・米国の経済成長を信じている
・長期的に右肩上がりの市場に投資している
・インデックス投資は過去の歴史で成功してきた手法だ
こうした**“揺るぎない軸”があるからこそ、ブレずに続ける力が生まれる**のです。
僕自身も、家族の未来や、老後の不安、そして「もっと自由に生きたい」という願いが、この信じる力の源になっています。
未来を疑うほど、今が苦しくなる
不安になると、「今すぐ結果が欲しい」と焦りが出ます。
でも、投資の成果は急がば回れ。時間こそが最大の武器です。
逆に、未来を疑い出すと、「このままでいいのか」「やっぱりやめようかな」と不安に支配され、決断を誤ります。
どれだけ経済が揺れても、自分の信じる道を歩む。
それができる人が、結果として成功者になるのです。
まとめ:「信じる」からこそ、積み上がる
投資を成功させる最大の秘訣は、才能でも情報でもありません。
“信じる力”を育てること。
10年後の自分を信じ、今日もコツコツ積み上げる。
不安な日もあるけれど、「やめない限り、失敗じゃない」という想いを胸に、前に進み続ける。
あなたが積み立てているのは、お金だけではありません。
未来の自分を信じる“力”そのものです。
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