投資を始めたばかりの頃、「どうせやるなら市場平均に勝ちたい」と思ったことはありませんか?
僕も最初はそうでした。どうせなら少しでも上を目指したい、ちょっと“得”をしたい。
だけど今では、こう考えています。
市場平均に“勝つ”必要なんてない。
ただ、“負けない”ことの方が、よっぽど大切だ。
そう思うようになったのは、ある比較をきっかけにした“気づき”があったからです。
アクティブファンドの選択に悩んだ日
投資を始めた2023年11月、僕は楽天証券でeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を選んで積立を開始しました。
でもその直前、実は「アクティブファンドも面白そう」と思って色々調べていました。
過去に高パフォーマンスだった日本株アクティブ型ファンドや、テーマ型ファンドなど、魅力的に見える商品はいくつもあります。
「これに乗っておけばS&P500よりリターン高くなるんじゃないか?」
そう思ったこともありました。
けれど、調べていくうちに、こんな現実に直面しました。
- アクティブファンドの約8割は10年後にインデックスに負ける
- 勝ち続けるファンドはごく一部で、過去の成績は将来を保証しない
- 信託報酬が高く、複利効果を削ってしまう
つまり、「今の時点で将来勝ち続けるファンドを選ぶ」のは、
限りなく難しい、というか運の要素が大きいのです。
“平均”の力をなめてはいけない
一方で、S&P500という市場平均のインデックスは、数十年というスパンで見れば右肩上がり。
暴落があっても回復し、世界経済の成長とともに上昇を続けてきました。
これは、上位企業が残り続ける構造を持っているからです。
ダメな企業は除外され、時代に合った強い企業が組み込まれる。
だからS&P500は「成長し続ける平均」なんです。
平均って、退屈で目立たないように見えますが、
実は最強の長期戦略だったりします。
長く続けるなら、“負けない投資”を選ぼう
投資において一番大切なのは、「退場しないこと」。
そのためには、必要以上のリスクを負わず、再現性の高い方法を選ぶことです。
アクティブファンドで一発当てようとするより、
市場平均とともに歩む方が、よほど安定し、心にも時間にもゆとりが生まれます。
なぜなら、市場平均を取ること自体が、すでに世界トップクラスのリターンだから。
それを毎月コツコツ積み上げていくだけで、未来が変わるとしたら。
無理に勝ちを狙う必要なんて、ないのかもしれません。
まとめ
市場平均に勝とうとするのではなく、市場平均に乗り続ける力を大切にしよう。
積立をやめず、売らず、投資を続けるという“地味で偉大な習慣”こそが、
資産形成の王道であり、誰にでもできる“勝ち方”です。
「市場平均に勝つ必要はない」
その意味を理解できたとき、投資のスタンスが一段と安定し、ブレなくなりました。
僕はこれからもS&P500とともに歩いていきます。
淡々と、地に足をつけて。未来を信じながら。
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