~ムリなく家計改善を目指すなら、この2つを使いこなそう~
「もっと家計をラクにしたいけど、何から始めればいいか分からない」
そんなサラリーマンの方にこそ知ってほしいのが、「iDeCo(イデコ)」と「ふるさと納税」の組み合わせです。
この2つをうまく使えば、税金を抑えながら将来に備えることが可能。
今回は、その基本と活用法をわかりやすく解説します。
◆ iDeCoとは?|老後資金づくりと所得控除の両立
iDeCo(個人型確定拠出年金)は、自分で年金を積み立てていく制度。
最大の魅力は、掛金がすべて「所得控除」の対象になることです。
たとえば、年収500万円のサラリーマンが月1万円(年間12万円)をiDeCoに積み立てた場合、
約2~3万円の節税効果が見込めることも。
しかも、運用益も非課税で、老後に受け取るときも「退職所得控除」や「年金控除」が使えます。
つまり、**3段階で優遇される“節税のかたまり”**なんです。
◆ ふるさと納税とは?|実質2,000円で返礼品+節税効果
一方の「ふるさと納税」は、応援したい自治体に寄附をする代わりに、翌年の住民税などが減額される制度。
しかも、寄附のお礼として「お米」「お肉」「日用品」などが届くのも人気の理由です。
実質の自己負担は2,000円のみで、上限内であれば節税効果も抜群。
たとえば年収500万円・共働き・子ども1人の家庭なら、5~6万円分の寄附が可能なケースもあります。
◆ なぜ、この2つを「併用」すると最強なのか?
iDeCoとふるさと納税は、重ならずに“別々の税金”にアプローチしているため、同時に使うことができます。
つまり、「今の収入から節税」しながら「翌年の税負担を軽くできる」という、家計にとってダブルのメリットがあるのです。
◆ 忙しい人でもできる“シンプル運用法”
「でも、面倒くさそう…」という方も多いはず。
以下のようにシンプルに始めれば、負担なく続けられます。
- 銀行や証券会社で口座開設(ネット完結OK)
- 毎月5,000円から積立可能
- 「S&P500」や「バランス型」などの投資信託を選択するだけ
◆ おわりに|節税は「守り」の資産形成
収入を増やすのは簡単ではありませんが、出ていくお金(税金)をコントロールすることは誰にでもできます。
iDeCoとふるさと納税を併用することで、家計のゆとりと将来の備えの両方が得られるのです。
「資産形成=投資だけ」ではありません。
まずは“節税”という守りの一歩から、あなたの家計を見直してみてはいかがでしょうか?
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