インデックス投資を始めたばかりの頃は、
「毎月コツコツ積み立てるだけでいい」と思っていたのに、
実際に**相場が下がり始めると、急に不安になる…**そんな経験、ありませんか?
今回は、下落相場でもブレずに積立を継続するための思考法を3つ紹介します。
積立投資の“本当の勝負どころ”は、むしろ下落局面にあるといっても過言ではありません。
【思考法①:「下落=安く買えるチャンス」ととらえる】
まず知っておきたいのは、積立投資において下落はむしろ歓迎すべき場面ということ。
理由はシンプルで、価格が下がると同じ金額でより多くの口数が買えるからです。
これは「ドルコスト平均法」の基本であり、
将来の相場回復時に大きなリターンを生み出す源泉になります。
下落時に怖くなるのは自然な感情ですが、
「今こそバーゲンセール中」と思えるかどうかが、投資家としての分かれ道です。
【思考法②:「目的」を見失わない】
積立をやめてしまう人の多くは、目先の含み損にばかり目を向けてしまう傾向があります。
でも、あなたが投資を始めた理由は「短期で利益を出すため」ではなかったはず。
・老後資金をじっくり育てたい
・子どもの将来に備えたい
・将来の選択肢を広げたい
こうした人生の目的とつながった投資目標を、忘れないことが大切です。
一時的な下落で積立を止めてしまうと、
「本当に必要だった未来の資産」が手に入らなくなるかもしれません。
【思考法③:「感情」と「仕組み」を分けて考える】
人は、下落相場ではどうしても感情的になります。
SNSで他人の損益を見て焦ったり、ニュースに振り回されたり。
だからこそ、**感情とは切り離した「仕組み」で投資を続けること」が有効です。
・毎月自動引き落としの設定をしておく
・証券口座はなるべく見ない
・下落時の行動ルールを事前に決めておく
「自分を信用しない投資環境」を作ることで、
感情に左右されずに淡々と積立を続ける力が養われます。
【下落相場は、“未来の利益”の種まきの時期】
上がる相場は誰にとっても心地よいものです。
でも、資産形成で本当に差がつくのは下がっているときにやめない人です。
・過去の暴落局面(リーマンショック、コロナショック)を振り返れば
・積立を継続した人が、むしろ大きなリターンを得ていることがわかります
市場が不安定な時期こそ、「未来の利益のための種まきの時間」だと考えてみてください。
【まとめ:「積立継続力」は最強の投資スキル】
投資において必要なのは、「知識」よりも「継続力」。
そして継続力のカギは、自分なりの思考法=軸を持っているかどうかです。
・下落は安く買えるチャンスととらえる
・目的と投資をつなげておく
・感情と仕組みを分けて投資を続ける
この3つの視点を持っていれば、
どんな相場でもブレずに「積立投資家」としての信念を守れるはずです。
今日の積立は、未来の自分への応援です。
不安なときこそ、「積み上げてきた自分」を信じていきましょう。
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