三浦知良に学ぶ“やり抜く力”の伝え方
子どもが自分らしく挑戦し続ける力――それは、親として何より育んであげたい「生きる力」のひとつです。今回は、サッカー界の生きるレジェンド・三浦知良選手(キング・カズ)の姿勢から、「ブレない心の育て方」について考えてみましょう。
「やれるまでやる」
三浦知良が体現する“覚悟”
三浦知良選手は、57歳になってもなおプロサッカー選手として現役でプレーを続けています。
数々の記録を塗り替えてきた彼が語る、印象的な言葉があります。やれるまでやる。やれることは全部やる。
僕は常に“今がスタート”だと思っている。
この言葉の裏には、「何歳だから」や「もう遅い」といった“限界”を決めない生き方があります。そしてそれは、子どもの心にも伝えたい大切なメッセージです。
家庭こそが“挑戦する心”の土台になる
子どもが「最後までやり切る力」を持つためには、日々の生活の中で“挑戦”をポジティブに捉える土壌が必要です。
親が以下のような姿勢を持つことで、子どもは自然と「努力を続けること」に価値を見出すようになります。
• 小さな努力も認めてあげる
• すぐに結果を求めすぎない
• 失敗した時こそ「よく挑戦したね」と声をかける
• 親自身も目標に向かって努力している姿を見せる
家庭の空気感ひとつで、子どもは「がんばるって楽しい」と思えるようになります。
「今がスタート」という考え方
三浦知良選手が何度も語っているのが、「常に今がスタート」という考え方です。
この姿勢は、受験に落ちたとき、試合で負けたとき、思うようにいかない日々に直面したとき、子どもたちの心を支える“希望の言葉”になるはずです。
人生は一度の失敗で終わりません。どんな場面でも「よし、ここからまた始めよう」と思えるかどうか。それこそが、折れないメンタルを育てる最大のコツです。
親も“挑戦する背中”を見せよう
親が日々を淡々とこなすだけでなく、「自分の目標に向かって挑戦している姿」を見せることは、子どもにとって最高の教育になります。
たとえば、
• 資格取得のために勉強する
• 副業やブログを始める
• 健康のために運動を継続する
どんな小さなことでも、“挑戦する背中”を見せることは、何よりもリアルな「お手本」となるのです。
家庭が、子どもの「メンタル道場」に
三浦知良選手の言葉は、シンプルで力強く、そして子育てにおいても大いに活かせるものです。
• 挑戦することを楽しむ
• 年齢や環境を言い訳にしない
• 常に「今がスタート」だと考える
そんな心を育てるには、日々の家庭環境が“安心して挑戦できる場所”であることが何より大切です。
子どもの未来に必要なのは、「できる子」ではなく「やり抜ける子」。
今日から、家庭がその土台になれるよう、小さな一歩を始めてみませんか?
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