【メンタルは“技術”です。だから鍛えることができる】
ゴルフ界のレジェンド・宮里藍選手のこの言葉は、
「メンタルは才能ではなく、日々の積み重ねで育てられる」という力強いメッセージです。
これは、スポーツだけでなく、子育てにも通じる考え方です。
子どもたちの心を育てるために、私たち親ができることは何か――。
■メンタルも「伸びる力」のひとつ
メンタルというと、もともと強い・弱いといった“性格”の話と思われがちですが、
宮里藍選手が示すように、それは「技術」=「スキル」として育てられるものです。
・緊張と向き合う力
・悔しさを次に活かす力
・自信を取り戻す力
これらはすべて、「鍛えることができる心の筋肉」です。
子どもが壁にぶつかったとき、親が「鍛えどきだ」と考えられるかどうかが大切です。
■親ができる“家庭メンタルトレーニング”の始め方
では実際に、どのように家庭でメンタルを育てればよいのでしょうか。
以下のような小さな積み重ねが、子どもの心を強く、しなやかにしていきます。
・失敗したとき、「どうしたら次はうまくいくと思う?」と一緒に考える
・本番前には「いつもの自分でやれば大丈夫」と声をかける
・落ち込んだ日は、ただそばにいて話を聞いてあげる
・成功体験を積み重ね、言葉にして「できたね」と伝える
これらはすべて、“心のストレッチ”のようなもの。
繰り返すことで、少しずつ「自分で立ち直る力」が育っていきます。
■家庭が「安心できるトレーニング場」になるために
子どもが安心して心を鍛えられる場所、それは何より家庭です。
だからこそ、失敗しても否定せず、挑戦を応援し、感情に寄り添える雰囲気が大切です。
親が「結果」ではなく「過程」や「気持ち」に注目してあげることで、
子どもは自分を信じる力=自己効力感を高めていきます。
心のトレーニングは、怒られる場所ではなく、
受け止められる場所でこそ、うまく機能します。
■メンタルも、育てられる才能
宮里藍選手の「メンタルは技術」という言葉は、
「心の強さも学びと実践で育てられる」という確かな希望です。
子どもの心を支える家庭は、最初で最大のメンタルトレーニング場。
親の関わり方次第で、子どもの可能性は無限に広がります。
今日から、できることから一歩ずつ。
挑戦する子どもの心に、優しく寄り添い続けましょう。
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