【プレッシャーを感じるということは、それだけ大きなことに挑戦している証拠】
世界と戦ってきたテニスプレーヤー・錦織圭選手のこの言葉は、挑戦の本質を突いています。
プレッシャーを感じるということは、それだけ真剣で、乗り越えたい壁があるということ。
これは、日々の子育てや子どもの成長の中にも通じるメッセージです。
■本番の前、子どもはプレッシャーを感じている
試合、発表会、テスト、受験…。
子どもにとっての“本番”は、大人が思っている以上に緊張するものです。
そんなとき、「大丈夫、気楽にやればいいよ」と声をかけるだけでは、
プレッシャーを感じている子どもの本当の気持ちには寄り添いきれないかもしれません。
まず大切なのは、「プレッシャーを感じている=真剣に取り組んでいる証」と受け止め、
その気持ちを否定せずに認めることです。
■親ができるメンタルサポート術
子どもが緊張しているとき、親にできることは「安心できる環境」をつくることです。
以下のような声かけや行動が、子どものメンタルを支えます。
・「緊張してるんだね、すごく頑張ってる証拠だよ」
・「失敗しても大丈夫、チャレンジしてることが一番すごいよ」
・本番前はできるだけ穏やかに過ごす
・結果ではなく「挑んだこと」にフォーカスして会話する
こうした対応は、子どもの自己肯定感を高め、
“プレッシャーに負けない力”を少しずつ育てていきます。
■プレッシャーは逃げるものではなく、味方にできる
プレッシャーを「悪いもの」として避けようとすると、挑戦そのものを遠ざけてしまうことも。
でも、錦織選手のように「これは大きな挑戦なんだ」と前向きにとらえる視点を持てれば、
プレッシャーは成長のバネになります。
大事なのは、「感じて当たり前、でも潰されない方法を一緒に探すこと」。
親がそうした考え方を示せば、子どもは安心して壁に向かっていけるのです。
■挑戦と緊張はセットである
錦織圭選手の「プレッシャーを感じるということは、それだけ大きなことに挑戦している証拠」という言葉は、
挑戦するすべての子どもたちへの応援メッセージともいえます。
子どもがプレッシャーを感じたとき、
「すごい挑戦なんだね、応援してるよ」と伝えてあげてください。
結果がどうあれ、“挑戦の先にある成長”を一緒に喜べる親でありたいですね。
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