はじめに
「もっと自由にサッカーを楽しんでほしい」
そう願っている親御さんは多いのではないでしょうか。
今、子どもたちのサッカー環境は大人が作った練習メニューに偏りがちです。
しかし、本来サッカーは“遊び”の延長にあるもの。夢中でボールを追いかけていた時間こそが、子どもを本当の意味で成長させるのです。
今回は、我が家の長男・翼が日常で体験している「遊びとしてのサッカー環境」から、その可能性を探ります。
子どもは“遊び”で学ぶ
ドリブルやパス、シュートといった技術も大事ですが、それ以上に大切なのは「サッカーが好きになること」。
好きだからこそ、自分から学び、上手くなりたいと思えるのです。
• ゴールを決めて「やったー!」と叫ぶ
• 転んで笑いながら起き上がる
• 思い通りに動かせたときの喜び
これらはすべて“遊び”の中で自然に生まれる感情です。
我が家の“遊びサッカー”実践例
翼がサッカーに夢中になったきっかけも、型にはまった練習ではありません。
家の中や公園で繰り返してきた、シンプルで楽しい遊びこそが原点です。
• ドリブル鬼ごっこ:逃げる親を追いかけながらドリブル
• 1対1ごっこ:「お父さん、今日は絶対抜くからな!」と本気勝負
• ルールのない試合:決まり事ゼロ、自由にプレーする5分間
ルールに縛られないからこそ、創造性が育ち、何より笑顔が絶えません。
“やらされる”から“やりたい”へ
子どもにとって「やらされる練習」はストレスです。
しかし、自分から「やりたい!」と思える環境があれば、何時間でも勝手に動きます。
翼も、以前は「練習しようか」と声をかけると嫌がることがありました。
でも、遊びの延長でボールを触るようになると、逆に「もう一回やろう!」と食い下がってくるように変わったのです。
モチベーションの根っこは、いつだって「楽しい」なのです。
自主性の中にこそ成長がある
「やらせる」のではなく、「やりたくさせる」。
その違いが、子どものサッカー人生を大きく左右します。
遊びの中で自由に動き、自分で考えることで、子どもは自らの成長を実感していきます。
親がやるべきことは、口を出すことよりも“夢中になれる環境”をつくることなのかもしれません。
おわりに
子どもがサッカーを好きになり、長く続けるには、技術以上に「楽しさ」と「自由」が欠かせません。
“遊び”の中にこそ、本当の上達と成長がある。
翼の笑顔と成長から、そんな確信を日々感じています。
今日もまた、笑いながらボールを蹴る――その時間が、未来をつくっているのです。
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