もしも、翼や翔が「サッカーを辞めたい」と言ったら——
その瞬間、私はきっとこう答える。
「いいよ。やってみなよ。君ならできる。どんな道でも応援するよ。」
子どもの「変化」に戸惑う親心
親として、子どもの夢を応援してきた。
サッカーに情熱を燃やし、毎日ボールを蹴る姿に胸を打たれ、
仲間と笑い合い、時に涙を流しながら成長してきた姿を見てきた。
だからこそ、「辞めたい」「別のことがしたい」と言われたとき、
少し戸惑う気持ちがあるのも事実だ。
でも同時に、こうも思う。
「この子は今、自分の意志で“新しい扉”を叩こうとしているんだ」と。
ハンカチ王子の言葉が思い出される
彼が語った印象的な言葉がある。
「自分 - 野球が“0”にはなりたくない」
彼にとって野球は、すべてではないけれど、確かに「自分」の一部だった。
その言葉が、今の自分にも刺さる。
子どもたちにとっても、サッカーが人生のすべてではなくてもいい。
でも、何かに打ち込んだ経験は、きっとこれからの人生のどこかで
「自分を支える一本の芯」になるはずだ。
プロになることだけがゴールじゃない
世の中には、たくさんの選択肢がある。
確かにプロサッカー選手になるのは、狭き門。
でも、それがすべてじゃない。
• 誰かを支える人になるかもしれない
• 新しいことにチャレンジするクリエイターになるかもしれない
• 地域で子どもたちに夢を与える大人になるかもしれない
今の時代に求められているのは、1つの道を極めることだけじゃない。
「変化に適応し、多様に生き抜く力」=マルチな生き方だと思う。
子どもたちへ伝えたいこと
だから私は、君たちが選ぶどんな道も信じたい。
たとえ迷っても、失敗しても、それすらも“経験”という宝になる。
サッカーだけじゃなく、音楽でもアートでも、ロボットでも、何でもいい。
色んな世界に触れて、刺激を受けて、広い視野を持った人間に育ってほしい。
そして、どこかで誰かに良い影響を与えられる人に。
そのためなら、私はいくらでも背中を押す。
「君たちが選んだ道を応援するよ」
それが、今の私にできる最高の子育てだと思っています。
あわせて読みたい記事
家族と未来と、戻れない今を生きるということ
https://www.shinji-fire.com/entry/2025/05/26/122844
https://www.shinji-fire.com/entry/2025/05/11/000618
あと何度、子供や大切な人と笑って過ごせるだろう?
https://shinji-fire-life.hatenablog.com/entry/2025/04/29/235205