家族の時間は、いつまでも続くものじゃない
家族と過ごす日々は、当たり前のように流れていきます。
朝の慌ただしい準備、食卓を囲む笑い声、寝る前のちょっとした会話。
それらすべてが、毎日続く“普通の時間”として、無意識に積み重なっていきます。
でも、ふと気づくと、その“普通”が少しずつ変わっていることに気づきます。
子どもはいつか大人になる
今は小さくて、可愛らしくて、手のかかる存在。
けれど、その子たちはいつか、親の手を離れ、自分の足で人生を歩き出します。
「このまま、ずっと子どものままでいてくれたらいいのに」
そんな我儘な気持ちも、正直に言えばあります。
一緒にいられる今があまりに尊くて、時々こわくなるほどです。
それでも、自立して幸せをつかんでほしい
親として願うのは、やっぱり「幸せになってほしい」ということ。
成長して、自分の夢を見つけて、誰かを愛して、また新しい家族をつくってほしい。
その姿を遠くから見守れるのなら、それもまた幸せな未来だと思います。
“戻れない今”を、今、生きている
いつか、今のこの瞬間は「戻りたくても戻れない今」になります。
今はまだ、子どもと過ごす当たり前の日々。
けれど、ほんの数年で、景色はがらりと変わってしまう。
だからこそ、1日1日を丁寧に味わっていたい。
この今を「何気ない日々」としてではなく、「かけがえのない時間」として残したい。
子どもにも“戻れない今”をつくってほしい
やがて子どもたちも、成長し、悩み、笑いながら生きていく。
彼らにも、振り返ったときに「あの時があって良かった」と思えるような、“戻れない今”をつくってほしい。
たとえ一緒に過ごす時間が少なくなっても、その想いだけはきっとつながっていくと信じています。
まとめ:過ぎゆく毎日を、心に焼きつけて
家族の時間は永遠じゃないけれど、
その一瞬一瞬が、未来へつながる“記憶”になっていく。
今日も、いつか思い出になる。
だからこそ、焦らず、今を大切に過ごしていこう。
自分のために、そして家族の未来のために。
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