「インデックス投資は長期で積み立てれば勝てる」
そう聞いて始めたS&P500への積立投資。
でも、正直に言えば、最初の数ヶ月〜1年は「本当に増えるの?」と半信半疑でした。
しかしある時、ふと評価額を見たとき、
「あれ?ちゃんと増えてる…!」と複利の力を実感した瞬間があったのです。
今回は、そんなリアルな体験を交えつつ、
S&P500で“複利の力”をどう感じたのか、初心者の方にも伝わるように解説します。
■【1】最初の数ヶ月は“動かない”
インデックス投資を始めたばかりの頃は、
「10万円積み立てたのに+200円…?」なんてこともザラです。
地味で退屈に思えるかもしれませんが、これは“種まき”の期間。
焦らず、静かに積み立てていくことが大切です。
■【2】半年〜1年、ふと評価額を見ると…
半年、1年と積立を継続していると、
「資産の増加」が“金額ベース”で実感できる瞬間が来ます。
たとえば10万円ずつ1年積み立てて、評価額が132万円になっていたとき、
「おお、これが複利か…」と腑に落ちたのを覚えています。
投資額以上に増えていく様子は、まさに“複利の実感ゾーン”です。
■【3】複利の正体は「雪だるま」
複利とは「利息に利息がつく仕組み」。
イメージとしては、雪玉を転がすと少しずつ大きくなり、
やがて自分の身長を超えるような雪だるまになる、そんな感じです。
時間が経てば経つほど、成長スピードは加速します。
だからこそ、「早く始めて、じっと待つ」ことが最大の戦略になるのです。
■【4】続けるために必要なのは“信じる力”
複利は目に見えにくいからこそ、最初は信じるしかありません。
下落相場でも、横ばい相場でも、淡々と積み立てること。
「毎月決まった日に積み立てる」それだけのルールを守れば、
誰でも複利の恩恵にあずかれるのです。
■【5】時間が最大の味方になる
投資において最大の武器は、“お金”ではなく“時間”。
時間が長くなればなるほど、複利の効果は絶大になります。
S&P500のように、長期成長を続けてきたインデックスであれば、
信じて時間を味方にすることで、大きな果実を手にすることができます。
■まとめ:複利は“退屈の先にあるご褒美”
最初は退屈で成果も見えにくいインデックス投資。
でも、諦めずに続けたその先に、しっかりと“増える実感”が待っていました。
「お金が増えた」よりも、「自分の習慣が資産を作った」という実感こそ、
インデックス投資の最大の魅力です。
あわせて読みたい記事
【初心者必読】人生が変わる投資本「お金の大学」レビュー
https://shinji-fire-life.hatenablog.com/entry/2025/04/21/000150
【投資初心者】僕がeMAXIS Slim米国株式(S&P500)に全力投資する理由
https://shinji-fire-life.hatenablog.com/entry/2025/04/09/170233
S&P500の構成銘柄トップ10をざっくり解説!アメリカ経済のエンジンたち
https://shinji-fire-life.hatenablog.com/entry/2025/05/03/231047