こんにちは、慎二です。
長期投資の醍醐味といえば「複利効果」ですが、実際に始めてみると「全然実感できない…」と思う方も多いはず。
でも、安心してください。
複利は“静かに、でも確実に”効いてきます。
今日は、私自身の経験も踏まえて「複利効果を実感できる3つのタイミング」をご紹介します。
【1】投資元本が300〜500万円を超えた頃
複利のパワーは、元本がある程度大きくなると一気に実感しやすくなります。
例えば利回り5%で運用した場合:
• 100万円 × 5% = 年5万円(あまり増えた感じがしない)
• 300万円 × 5% = 年15万円(月1.25万円)
• 500万円 × 5% = 年25万円(月2万円超)
この「月に1万円以上勝手に増えている」という実感は、
労働収入と比較してもインパクトが大きいですよね。
【2】投資年数が5年を超えた頃
投資初期の数年は「積み立てが資産を増やしている」感覚の方が強く、
複利の実感は湧きづらいです。
しかし5年を超えるあたりから、
「利息が利息を生んでるな…」と感じる瞬間が増えてきます。
配当や値上がり益が複利となって力を発揮し始めます。
【3】暴落を経験した後に回復+上昇した時
複利の真骨頂は「耐える力」と「回復力」です。
たとえば一時的に資産が減ったとしても、
そこから戻して、さらに前よりも増えているという体験をすると、
「ああ、複利ってこういうことか…」と、腑に落ちる感覚を味わえます。
相場は上がり続けるものではありませんが、
インデックス投資を長く続けている人の多くがこの“回復→爆伸び”のフェーズで複利を実感しています。
【まとめ:複利は静かに、でも確実に効いてくる】
複利の力は、
・元本の積み重ね
・時間の経過
・相場の波を越える経験
この3つが揃ったときに、本領を発揮します。
焦らず、積み立てを継続していくことで、
「何もしなくても資産が月2万円以上増えている」ような未来が見えてきます。
私自身、今まさに複利の“助走期間”を走っている真っ最中です。
このまま追加投資を続けて、2年後には本格的な「増え続ける実感」を得られると信じています。
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