「米国株に投資してるけど、為替ってどう影響するの?」
そんな疑問を持つ方も多いと思います。特に今のように円安・ドル高が進行している状況では、為替リスクに対して不安を感じやすいものです。
この記事では、円安・ドル高が米国株の投資にどう影響するのか、リスクとチャンスの両面からわかりやすく解説します。
【円安・ドル高とは?】
「円安」とは、日本円の価値が下がって、1ドルを買うためにより多くの円が必要になる状態です。
たとえば、1ドル=100円が1ドル=150円になると、円安が進行したということになります。
逆に「ドル高」とは、ドルの価値が上がっているということ。両者は表裏一体であり、為替相場ではセットで語られることが多いです。
【為替が米国株投資にどう影響する?】
円建てで米国株に投資している場合、為替はリターンに直接影響します。
・円安のときに米国株を売却 → 円換算での評価益が増える
・円高のときに米国株を売却 → 円換算での利益が減る or 損失になることも
つまり、ドル建てでは同じリターンでも、円換算すると為替によって「思ったより増えた/減った」ということが起こりうるのです。
【円安はチャンス?それともリスク?】
短期的には「高値掴み」のリスクがあるため、円安局面でのドル買い(=米国株買い)は慎重になる人が多いです。
しかし、長期投資の視点では、為替よりも投資先の成長性がはるかに重要です。
実際、私もeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)をNISAで積み立てており、円安でも変わらず淡々と投資を続けています。
【長期投資では「為替も上下する」のが前提】
為替は短期的には大きく動きますが、長期では円高・円安を繰り返していくものです。
為替リスクを完全に避けることはできませんが、時間分散(=積立投資)することで、平均化することが可能です。
そのため、「今は円安だからやめておこう」と極端に構える必要はありません。長期的に見れば、今の為替もただの通過点に過ぎないかもしれません。
【為替リスクへの対処法3つ】
1. 毎月の積立投資で平均購入コストを平準化
2. 外貨建て資産と円建て資産をバランスよく持つ
3. 為替に一喜一憂せず、経済全体の成長に注目する
これらの考え方を意識すれば、為替リスクへの過度な恐怖心はかなり軽減されます。
【まとめ:為替は読めない、でも未来は育てられる】
為替はプロでも読みきれません。
だからこそ私たちにできるのは、「今できるベストな行動」を繰り返すこと。
長期的な資産形成においては、「為替の影響があったとしても、それを飲み込む成長性がある商品」にコツコツ投資し続ける姿勢が大切だと思っています。
為替に怯えるより、未来の自分を信じて。今日も一歩、前へ。
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