「ドルコスト平均法ってよく聞くけど、本当に意味あるの?」
「結局、得なの?損なの?」
そんな疑問を持っている方は多いと思います。
とくに、つみたてNISAやiDeCoなどで資産形成を始めたばかりの方にとって、“ドルコスト平均法”は避けて通れないテーマです。
この記事では、その仕組みと実際の効果、そして投資家のリアルな本音まで、わかりやすくお伝えします。
【そもそも】ドルコスト平均法ってなに?
ドルコスト平均法とは、毎月・同じ金額を・決まった商品にコツコツ投資する方法のこと。
たとえば、毎月1万円ずつ投資信託を買っていくとします。
価格が高い月は少なく、安い月は多く買うことになります。
その結果、購入価格が平準化されて、リスクが抑えられるという仕組みです。
【メリット】感情に流されず、コツコツ積立できる
・「今は高いからやめておこう…」といった感情的判断を排除できる
・タイミングを読まなくていい
・長期的に見れば、リスクを抑えつつ資産を増やせる可能性が高い
つまり、プロの投資家のような判断力がなくても、勝てる可能性がある手法なんです。
【デメリット】一括投資と比べるとリターンが劣ることもある
・右肩上がりの相場では、一括投資の方がリターンが大きくなりやすい
・“下がったときにたくさん買える”メリットは、長期で見ると限定的な場合も
要するに、「絶対にお得になる魔法の手法」ではないということ。
「リスクを下げる」目的には合っていても、「最大のリターン」を狙う人にはやや不向きです。
【実際どうなの?】長期投資家のリアルな声
長期投資家たちの本音として、よく聞かれるのがこの2つ。
・「投資のタイミングを考えずに済むのが最大の魅力」
・「自動でやってくれるから、意外とストレスがない」
ドルコスト平均法は、「感情を入れず、習慣にする」ための最強のツールです。
多くの人が「何を買うか」以上に、「どう買うか」で結果が変わると実感しています。
【結論】大切なのは「続けられる仕組み」になっているか
ドルコスト平均法の最大の強みは、
価格に左右されずに、長期的な積立を続けやすくすることです。
投資は、始めるよりも「続ける」ことの方がずっと難しい。
その点、ドルコスト平均法は**“迷いをなくす仕組み”として非常に優秀**です。
【さいごに】ドルコスト平均法は「初心者の味方」
結局のところ、投資で成功する人は、
・手堅く
・無理なく
・淡々と続けられる人です。
ドルコスト平均法は、そんな堅実な投資スタイルにピッタリ。
毎月一定額を積み立てるだけで、未来の自分に資産を残すことができる。
「今から始めて間に合うかな?」という人にこそ、ぜひ試してほしい方法です。
小さな一歩が、大きな未来をつくります。
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