小柄な体格、華奢な体つき。
それでも、ルカ・モドリッチは世界最高峰のレアル・マドリードで、長年にわたり中心選手として活躍し続けています。
なぜ、彼はフィジカルに恵まれなくても、世界と渡り合えているのでしょうか?
そこには、“走り続ける才能”とも呼べる、継続力とインテリジェンスの融合がありました。
「小さい=不利」は思い込みにすぎない
日本でもよく言われがちな、「体が小さいとサッカーで不利になる」という言葉。
確かに、当たり負けしやすかったり、空中戦に不利だったりと、課題はあります。
でもモドリッチは、それらを補って余りあるほどの
• スタミナ
• 判断力
• 精神力
を備えることで、“体格の壁”を乗り越えてきました。
つまり、体格に頼らない勝ち方があるということです。
走り続けることで、試合を支配する
モドリッチの特徴は、試合開始から終了まで、強度の高いプレーを維持し続けること。
• 攻撃でも守備でも常に関わる
• パスを出した後も必ず次の動きに備える
• 90分間、集中力を切らさない
これは、単に“たくさん走る”という意味ではなく、常に考えながら走っているということ。
「頭を使って走れる選手」は、体の小ささを補って余りあるほど試合を支配できます。
ジュニア世代に伝えたい“努力型のヒーロー”
モドリッチのようなタイプは、まさに努力型。
生まれ持った体格や派手なスキルに頼るのではなく、日々の積み重ねで差を埋めてきた選手です。
子どもたちには、
• 体格に悩まなくていい
• 自分の武器を伸ばせば、必ず勝てる道はある
• 「走れる」ことは立派な才能
というメッセージを伝えたいですね。
成長する選手の共通点は「継続力」
モドリッチは、若い頃からずっと“努力を継続できる選手”でした。
• 地味な基礎練習を繰り返す
• 状況判断の質を磨き続ける
• 年齢を重ねても走力を落とさない努力を怠らない
継続できる選手は、いずれ大きな壁を越えられます。
「才能がある人」ではなく、「才能を伸ばし続ける人」が最後に勝つのです。
まとめ:自分にしかない“戦い方”を見つけよう
モドリッチは、体格や見た目では注目されません。
でも彼は、**「自分にしかできないプレー」**で世界の舞台に立ち続けています。
大切なのは、「できないこと」に目を向けるのではなく、「できることを武器にする」こと。
そして、それを信じて走り続けること。
努力を積み重ね、チームのために動ける選手は、どんな相手にも通用します。
モドリッチの姿は、その何よりの証明です。
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