ネイマールと言えば、派手なドリブル、驚きのフェイント、圧倒的なテクニック。
そのプレーにはいつも、“遊び心”が溢れています。
彼のような天才的プレースタイルを見ると、「自分とは別世界だ」と感じてしまいそうですが、実はネイマールの原点には、誰もが真似できるシンプルな要素があります。
それは、「楽しむことをやめなかった」ということ。
この記事では、ネイマールに学ぶ“遊び心”が、練習の質やサッカー上達にどうつながるのかを見ていきます。
「楽しい」が、すべての始まり
ネイマールは小さい頃から、貧しい環境にありながらも、サッカーを「心から楽しんでいた」と言います。
彼にとってサッカーは、努力の場ではなく、遊び場だったのです。
• 公園での即興リフティング
• 家の中での壁当て遊び
• 友達との1対1での勝負
そのすべてが「遊び」の中で培われたセンスであり、「楽しいから毎日やりたくなる」ことが、彼を世界のトップへと導きました。
真面目な練習だけでは上達しない
子どものサッカー指導において、「もっと真剣にやりなさい」と注意される場面は多いもの。
もちろん集中力や姿勢も大切ですが、そればかりを求めすぎると、サッカーが“作業”になってしまいます。
実際に、プロ選手の中でも「真面目なだけでは壁を超えられなかった」という人は少なくありません。
ネイマールのように、ふざけているように見えても、実は最高の技術を遊びの中で習得している選手も多いのです。
遊び心を生かした「質の高い練習」とは?
遊び心とは、ふざけることではありません。
大切なのは、「楽しさの中にある自発性」と「好奇心を活かした工夫」です。
以下は、ネイマール流の“遊び”がヒントになる練習法です。
1. 自由リフティングチャレンジ(変な部位を使ってみる)
2. 動きながらの1対1(音楽を流してリズムを感じながら)
3. 失敗OKルールのミニゲーム(とにかくチャレンジ重視)
こうしたメニューは、笑い声が生まれ、挑戦が自然と増えます。
これこそが、**「質の高い練習」=「楽しみながら上達できる練習」**です。
「好き」が「得意」に変わる瞬間
ネイマールは言います。
「ボールは俺の親友だった。話しかけて、蹴って、抱きしめて、寝るまで一緒だった」
この言葉に、彼の“遊び心”の原点が詰まっています。
好きだから触る。
楽しいから続ける。
いつの間にか、誰よりも上手くなっている。
これは、どの子にも可能な成長プロセスです。
まとめ:上達の秘訣は、真剣すぎないこと
ネイマールのような天才は特別な存在かもしれません。
でも、彼が持つ“遊び心”という武器は、誰もが取り入れることができます。
サッカーはスポーツである前に、「遊び」である。
笑いながら、自由にプレーしながら、子どもたちは自然に成長していくのです。
だからこそ、時には肩の力を抜いて、「今日は思いきりふざけてごらん」と言える指導者や親でありたいですね。
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