「またケンカ!?もう何回目…!」
兄弟や姉妹がいる家庭で、ほぼ毎日のように巻き起こる兄弟ゲンカ。
親としてどう対応するべきか、悩んだことがある方は多いはずです。
見守るべきか?
止めるべきか?
怒るべきか?
仲裁すべきか?
今回は、我が家のリアルな兄弟育児の体験をもとに、「見守り」と「介入」のちょうどいい境界線について考えてみます。
■ 我が家の兄弟ゲンカあるある
我が家には、元気いっぱいの6歳と4歳の男の子兄弟がいます。
・おもちゃの取り合い
・テレビのチャンネル争い
・順番のケンカ
・どっちが先に○○したか問題
もう本当に些細なことで毎日バトルが勃発。
仲良しだと思えば、次の瞬間には大ゲンカ。
子どもの感情はジェットコースターのように目まぐるしいのです。
■ すぐに止めない。まず「見守る」のが基本
大人から見ればくだらないことで言い合っていても、子どもにとっては真剣そのもの。
まずはすぐに口を挟まず、状況を見守ることを心がけています。
・お互いの主張を言わせる
・どちらが譲るかを見てみる
・泣いたり叩いたりしなければ基本は静観
子ども同士の関係性は、こうした「ぶつかり合い」から学んでいくもの。
あえて解決を任せることで、譲り合いや自己主張のバランスを体で覚えていくように感じます。
■ 介入すべきは「安全」と「尊厳」が脅かされるとき
ただし、次のようなときは即座に介入が必要です。
・手が出た、物を投げた
・一方的に攻撃されている
・相手を傷つけるような言葉を使っている
身体的・精神的なダメージにつながる状況では、「やってはいけないこと」をはっきり伝える必要があります。
このとき、誰かを一方的に責めず、「○○はダメだよ」と行動にフォーカスするのがポイントです。
■ ケンカのあとこそ、親の出番
感情が落ち着いたあとに、改めてそれぞれの気持ちを聞く時間を作ると、子どもは自分を整理できます。
「どうしてケンカになったのか?」
「本当はどうしたかったのか?」
「次はどうしたらうまくいくかな?」
こうして振り返りをすることで、次回以降のケンカが少しずつ減っていく…そんな変化もありました。
■ まとめ|ケンカも“成長の機会”に変えていく
兄弟ゲンカは面倒でもあり、親にとってのストレス源でもあります。
でも、それは子どもたちが「人間関係の練習」をしている証でもあります。
・見守るときは見守る
・止めるときはきっぱり止める
・その境界線を親がしっかり持つ
このバランスを意識するだけで、兄弟ゲンカとの向き合い方が少しラクになります。
完璧な対応でなくても大丈夫。
親も一緒に学びながら、兄弟たちの成長を見守っていきましょう。
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