僕は現在、新NISAでeMAXIS Slim米国株式(S&P500)に全力投資中。取得総額は170万円。
つまり、ほぼすべてドル建て資産に振っている状態です。
よく聞かれるのが、「為替リスク怖くない?」「円建てとのバランスは大丈夫?」という質問。
この記事では、実際にドル資産に全振りしている僕の考え方と、円建て資産とのバランスについて書いてみます。
【前提:S&P500は為替の影響を受ける】
・S&P500投資信託は基本的に為替ヘッジなし=ドル円の影響を受ける
・円安になると円換算リターンが増え、円高になると減る
・つまり、S&P500に投資するということは「ドル建て資産に賭ける」ことになる
【それでも僕がドル建てに全振りしている理由】
① 長期で見れば為替も株価も“ならされる”と信じている
→ 為替は短期で乱高下するが、長期投資では株価上昇の影響が勝ると考えている
② 円の購買力が落ち続けている
→ 日本の物価上昇、財政不安、金利差などを考えると「円を持ち続けるリスク」も無視できない
→ だからこそ「世界最強通貨=米ドル」建て資産を持っておきたい
③ S&P500が強すぎる
→ 成長市場の中心である米国株に集中した方が資産拡大スピードが速いと考えている
【でもリスクもある】
・円高局面になると、せっかくのリターンが相殺されることもある
・全額ドル資産だと「いざ日本で使うときに目減りしている」と感じる可能性もある
・生活防衛資金や老後資金など、用途が円建ての資産は円建てで持っておくのが基本
【僕が考える“バランスの取り方”】
① 生活防衛資金(半年〜1年分)は日本円で確保
② 投資資金はすべてS&P500(=ドル建て資産)に全力
③ 今後は子供の教育費など、円で使う予定の資金だけは別に円建てで運用するかも?
→ 基本は「使う通貨に合わせて資産を分ける」ことが大原則
【今後の見直しポイント】
・急激な円高局面(例:1ドル110円割れなど)が来たら、一部を円建てに戻す可能性あり
・オルカンや全世界株式に少し分散することで、新興国や非ドル圏への対策にもなる
・S&P500に信頼を置きつつも、「自分の資産の使い道」と相談しながら調整していく予定
【おわりに】
S&P500に全力投資している僕ですが、「円建て資産とのバランス」も常に意識しています。
為替のことは誰にも読めません。
でも、「使うお金は使う通貨で持つ」――これがシンプルだけど一番確かなリスクヘッジだと思います。
あなたも、自分のお金が「いつ・どこで・何に使われるか?」を一度整理してみてください。
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