S&P500連動のインデックスファンドに投資していると、必ず意識するのが「為替」。
特に最近は1ドル150円台という超円安状態が続いており、「今買っても高値づかみでは?」と不安になる人も多いはず。
今回は、そんな為替150円台の中で、あえて毎月積立を続けた僕自身のリアルな気づきを書いてみます。
【前提:2024年1月からS&P500一本で積立開始】
・毎月10万円ずつ積立(新NISAつみたて投資枠)
・商品はeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)1本
・2025年5月時点で運用歴1年5ヶ月、累計投資額170万円
その間、為替は円安トレンド一直線で、130円台→150円台に突入。
【感じたメリット:円安だからこそ含み益が出やすい】
・為替が円安になった分、ドル建ての資産価値は円換算で増える
・S&P500がそこまで上がっていなくても、円安だけで含み益になることもある
・「為替で守られている感覚」があるので、下落局面でも精神的に耐えやすい
【感じた不安:円高に戻ったら逆回転する恐怖】
・今はよくても、円高になった瞬間に一気に評価額が下がるリスク
・米国株は好調でも、為替次第で帳消しになる現実
・「買い時を誤ったのでは?」という葛藤が常につきまとう
【僕の結論:結局、為替は読めない】
・為替の上下を予想して投資タイミングを測るのは無理
・それよりも「毎月定額を積み立てることで、平均購入単価をならす」方が堅実
・過去20年を見れば、為替より米国企業の成長の方が圧倒的に強い
・目の前の為替より、「15年後の資産形成」を優先する方が納得できる
【円安が続く今、やるべきこと】
・積立設定を崩さず、機械的に買い続ける
・円安の恩恵を受けているうちにドル資産を積み上げる
・為替が円高になったときこそ「成長投資枠」で買い増しする準備をしておく
【おわりに】
為替150円台という状況は、長く投資していてもなかなか経験できるものではありません。
それでも僕は、毎月淡々とS&P500を積み立ててきました。なぜなら「為替を読むより、時間を味方につける方が確実だから」。
これから新NISAを始める人、今まさに不安を抱えている人にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
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