こんにちは、shinji-fire-lifeです。
今回は、初心者の方でも理解しやすいように、「よく聞く株と為替の値動き」について解説します。
株式市場や為替市場のニュースを見ていても、専門用語や値動きの傾向がわかりにくいと感じたことはありませんか?
この記事を読めば、基本的なポイントをしっかり押さえることができます!
株価の値動きに影響を与える要因
株価は、さまざまな要素によって日々変動しています。代表的な影響要因を見ていきましょう。
1. 企業業績
最も直接的な要因は企業の業績です。
決算発表で「売上高」「営業利益」「純利益」などが市場予想を上回れば、株価は上昇しやすくなります。逆に、予想を下回ると株価は下落する傾向があります。
2. 景気動向
景気が良ければ企業業績も上向きやすくなり、株価全体が押し上げられる傾向にあります。
特にGDP成長率や雇用統計、消費者信頼感指数などの経済指標が注目されます。
3. 金利動向
中央銀行(日本なら日本銀行、アメリカならFRB)が金利を引き上げると、企業の資金調達コストが増加し、株価にはマイナス要因になります。
逆に、金利が下がる局面では株価にプラスの影響が期待されます。
4. 世界情勢・地政学リスク
戦争や政変、自然災害など、世界情勢の変化も株価に大きな影響を与えます。
リスクが高まると投資家はリスク回避姿勢を強め、安全資産に資金を移動させるため、株価が下落しやすくなります。
為替レートの値動きに影響を与える要因
次に、為替レートの主な動き方についても押さえておきましょう。
1. 金利差
通貨の金利差は為替レートに大きく影響します。
高金利通貨は買われやすく、低金利通貨は売られやすい傾向があります。たとえば、米国の金利が日本より高いと、ドルが買われ円が売られる傾向が強まります。
2. 経済指標
GDP成長率、雇用統計、物価指数(CPI)などの経済指標の結果によって、その国の通貨の価値が変動します。
好調な経済指標が発表されると、通貨は上昇しやすいです。
3. 地政学リスク
株式市場と同様に、戦争や政治不安が高まると、リスク回避の動きが加速し、「円買い」「スイスフラン買い」などが起こりやすくなります。
これを「リスクオフ」と呼びます。
4. 中央銀行の政策
中央銀行による為替介入や、金融緩和・引き締め政策の発表も為替に大きな影響を与えます。
例えば、日銀が大規模な金融緩和を発表すれば、円安に進みやすくなります。
株と為替はどう関係している?
株と為替は互いに影響しあっています。
たとえば、円高になると日本企業の輸出競争力が低下するため、株価にマイナス要因となります。逆に、円安になると輸出企業の業績が伸びやすくなり、株価が上昇しやすくなります。
特にトヨタやソニーといったグローバル企業は、為替の影響を大きく受けるため、為替相場のチェックは欠かせません。
まとめ:株と為替の値動きを押さえると相場がもっと面白くなる!
株式市場と為替市場、それぞれの動きを理解することで、ニュースや相場分析がグッと身近になります。
「なぜこの株が上がったのか?」「なぜこの通貨が売られたのか?」を考えるクセをつけると、自然とマーケットの流れを読めるようになってきます。
初心者の方も、まずは「基本的な要因」を押さえるところから始めてみましょう!
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