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【投資知識】プライム市場に上場するための条件とは?わかりやすく解説!

こんにちは、慎二です!

 

今回は、東京証券取引所のプライム市場に上場するための条件について、わかりやすく解説していきます!

 

プライム市場は、日本を代表する一流企業が集まるトップクラスの市場です。

そのため、上場には非常に厳しい基準が設けられています。

 

この記事を読むと、どんな企業がプライム市場にふさわしいのかが、よく分かるようになります!

 

それではさっそく見ていきましょう!

 

そもそもプライム市場とは?

 

プライム市場は、グローバルな投資家を対象にした最上位の市場区分です。

単に会社の規模が大きいだけでなく、

株主を重視した経営(ガバナンス)

十分な売買量(流動性

長期的な成長戦略

 

こういった基準を満たす必要があります。

 

では、具体的にどんな条件をクリアしなければならないのでしょうか?

 

プライム市場に上場するための主な条件

 

プライム市場に上場するためには、以下のような厳しい基準を満たす必要があります。

 

1.流通株式数と時価総額

流通株式数:2万単位以上

流通時価総額:100億円以上

 

ここで言う「流通株式」とは、役員や大株主が保有する株式を除いた、一般の投資家が自由に売買できる株式のことです。

 

つまり、「多くの人に売買される環境が整っているか」が重要視されています。

 

2.流通株式比率

流通株式比率:35%以上

 

発行済株式数のうち、流通株式の割合が35%以上ないといけません。

 

たとえば、オーナー家が株式のほとんどを持っていて、一般投資家にあまり株が流れていない企業は、プライム市場には適していないということです。

 

3.企業の財務健全性

純資産の額:正であること(債務超過ではない)

 

つまり、資産より負債が多い状態(債務超過)では、プライム市場には上場できません。

経営の安定性が求められるわけです。

 

4.ガバナンス体制の整備

独立社外取締役が3分の1以上

コーポレートガバナンス・コード(企業統治指針)に沿った経営をしている

 

これが非常に重要視されています。

 

世界中の投資家は、企業の透明性やコンプライアンス法令遵守)を重視しています。

そのため、経営者だけが好き勝手に会社を動かす体制ではダメで、外部のチェック機能がしっかりしている必要があるのです。

 

5.情報開示の充実

英語での情報開示が推奨されている

重要な会社情報を速やかに公表する体制がある

 

海外投資家に向けて情報をきちんと発信できるかどうかも問われます。

グローバル基準に合わせた情報開示が求められるのです。

 

プライム市場への上場は超ハードルが高い!

 

まとめると、プライム市場に上場するためには、

規模が大きく

株式が広く流通していて

財務が健全で

経営の透明性が高く

情報開示も充実している

 

この5つの要素が全て揃っていなければなりません!

 

単に売上が大きいだけではダメで、

「世界中の投資家に信頼される会社か?」

という点が徹底的にチェックされるのがプライム市場なのです。

 

まとめ

プライム市場はグローバル基準の最上位市場

上場には流通株数、時価総額、財務、ガバナンス、情報開示など厳しい条件がある

「規模」と「信頼性」の両方を兼ね備えた企業だけが上場できる

 

これから投資を始める人も、プライム市場に上場しているかどうかを一つの目安にして、銘柄選びをすると安心感が高まります!

 

以上、慎二でした!

 

 

 

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