純粋で素直な心を尊重したい
祭りの夜、ひとつの出来事
夏の夜、賑わう祭りの中。
子供が目を輝かせながらくじ引きに挑戦した。
当たりくじを引き、もらえるおもちゃを選ぶ場面。
そこで彼が指さしたのは、誰もが見たことのある、よくある100円ショップで売られているおもちゃだった。
親としては、心のどこかで思ってしまう。
「せっかくなら、もっと良さそうな物にしたら?」
「あとで同じの買ってあげるから、別のにしたら?」
そんな思いから、何度か声をかけた。
けれど――
子供は一切首を縦に振らない。
「僕はこれがいいんだ!」
そう語らずとも、表情と真っ直ぐな瞳がすべてを物語っていた。
価値とは「今この瞬間」の感情
大人はつい、値段や見た目やコスパで物事を判断してしまう。
けれど、子供にとっての価値は、そんな打算ではない。
• 自分が本当に心惹かれたもの
• 今この瞬間、手にしたいと強く願ったもの
それこそが、本当の価値だ。
彼のブレない選択に、
「大人になって忘れかけていた大切なもの」を、
そっと教えられた気がした。
純粋な心を、尊重したい
自分の気持ちに正直に、素直に、まっすぐに。
誰かの顔色をうかがうでもなく、損得で迷うでもなく、
ただ「自分の好き」を信じきる姿。
そんな純粋で素直な心を、
心から尊重したいと思った。
まとめ
価値は、値段じゃない。
周りの意見でもない。
「自分が心から欲しいと思うか」
それだけだ。
祭りのひとコマで出会った、
子供のまっすぐな瞳。
その美しさを、僕はずっと忘れたくない。
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