こんにちは、慎二です。
今回は「関税政策と株価の関係性」について、特にアメリカのトランプ大統領(元大統領)の動きに注目して掘り下げてみます。
なぜ一国の大統領の発言や政策が、株式市場にこれほど大きな影響を与えるのでしょうか?
ニュースの背景を理解することで、日々の値動きにも納得がいくようになります。
■ 関税って何?なぜ導入されるの?
関税とは、「輸入品にかける税金」のこと。
国内の産業を守るため、または他国との取引バランスを是正するために使われます。
トランプ大統領(当時)は「アメリカ第一主義」を掲げ、中国やヨーロッパ、日本に対しても高関税を導入。主な目的は以下の通りです:
• アメリカ国内の製造業を保護する
• 貿易赤字を減らす
• 他国との交渉カードにする
■ 貿易戦争と株価の動き(2018〜2019)
トランプ政権下では、特に中国との間で激しい「貿易戦争」が勃発しました。
主な流れはこうです:
1. アメリカが中国製品に高関税を導入
2. 中国も報復としてアメリカ製品に関税
3. 世界経済の減速懸念が高まる
4. 株式市場が急落(特に2018年末)
たとえば、S&P500は2018年12月にかけて大きく下落し、「世界経済の減速=企業の業績悪化」が懸念されたのです。
■ なぜ投資家は関税に敏感なのか?
理由はシンプルです。
関税がかかると…
• 企業のコストが増える
• 価格が上がり、消費が減る
• 売上・利益が下がる可能性
つまり、企業業績が悪化するリスクがあるため、株価にもネガティブな反応が出るのです。
特に製造業、輸出企業、グローバル展開している企業は影響が大きくなります。
■ 今後、どう投資と向き合うか?
2024年以降、再びトランプ氏が注目され始めており、関税や外交政策も話題になっています。今後もマーケットが政策発言に敏感に反応することは間違いありません。
でも僕は、短期的な揺れに一喜一憂しすぎず、こう考えています:
• 政策リスクも織り込みながら、長期目線で投資を続ける
• 外部環境に左右されすぎず、自分の軸(目的・ルール)を守る
• もしも為替や貿易に不安があるなら、日本円建て資産も組み合わせる
過去にも何度も波はありました。でも、市場はそれを乗り越えて成長を続けてきました。
■ まとめ:短期の波に流されず、本質を見よう
トランプ大統領のような強い発信力を持つリーダーが登場すると、マーケットは大きく揺れます。
でも投資家としては、その波の奥にある構造=企業の本質的価値や経済の流れを見極める力が求められます。
僕たちは「一発逆転」ではなく、「継続と積み重ね」で未来を築く仲間です。
一緒に、どんな波にも動じない投資スタイルを育てていきましょう!
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